2023年4月17日、コロナの影響により2年間開催を見合わせていたChinaplasが深セン国際会議展示センター宝安新館でかつてない盛況のもと無事開幕しました。
大連ALTMA工業有限公司は高性能機D型印刷機を展示し、現地でMDOPEへの水性インク印刷と8um PETの印刷を行ました。難しい印刷基材+高速水性インク印刷という二重の高難度印刷の実演は、D型印刷機の性能レベルを十分に実証できたものと自負しています。
インタビュー記事
大連ALTMA工業有限公司のブースでは、高性能機D型印刷機の実演を熱心に見守る大勢の観客がその性能に驚いていました。同時にその様子に興味を持った多くの顧客も現場に到着しました。
展示会における商談後の24日には多くのお客様が今後大連ALTMA工業有限公司を訪問し、各種協力事項についてさらに意見交換することを約束をしました。
大盛況なデモ印刷
1、MDOPE 水性インク印刷実演
軟包装業界におけるリサイクル可能なモノマテリアル包装材の開発と応用により、MDOPE は改良型PE として大きな期待を集めており、その印刷適性は常に改良型PEにおける焦点の 1 つでした。 PE フィルムの各メーカーは材料配合の調整を行っている一方で、印刷機の張力制御に対してより高い要件を求めています。
今回、ALTMAは現地で250m/minでMDOPEインク印刷を実施しました。
2、PET8μmデモ印刷
8umPETも印刷の難しい材料です。 特に印刷速度が上がると、張力の要件が特に厳しくなります。 張力が適切に制御されていない場合、揺らぎが発生します。ALTMAは現地で極薄材料の滑らかな加速を実証し、最終的には500m/分の超高速で走行し、運転中もは非常に静かでした。 これは張力制御システムの優秀性だけでなく、機械全体の精度の高さも示しています。機械ボディ全体が一体的に加工・形成されているため、長時間の高速印刷時でも機体の精度に影響を受けません。試験に適合したインクだけでなく、独自の乾燥システム(5面断熱乾燥機)による乾燥能力も専門家が多く揃う観客の前で実証しました。
王銘旭 ALTMA副総経理
パッケージングフロンティアの独占インタビューにおいて
難しい印刷材料と単色大面積印刷におけるD型印刷機での 2 つの高速デモ印刷では、D型印刷機が持つ複数の性能上の利点が十分に実証されたと考えております。
見当制御システムは日本の住友重工製を採用しており、見当精度は最大±0.05mmです。
見当制御システムにはワンクリック見当印刷機能を搭載しています。 オペレーターは版胴の周長と長さのデータを操作画面に入力し、ボタンひとつで縦横自動制御印刷が可能です。そのため、版胴交換後の版胴の位置合わせの手間が大幅に省け、材料、インク、労力などのコストを削減し、迅速な注文変更を実現します。
各印刷ユニットはサーボモータと直結のため、定期的なメンテナンスや減速機油の交換が不要で省エネです。
乾燥機は全て5面断熱技術を採用しています。乾燥機の表面温度と作業現場の室温との温度差を5℃以内に維持することで、乾燥機からの熱損失を効果的に防ぐとともに、排熱による作業現場の空調コストを削減します。 乾燥機内部はSUS304ステンレスとアルミ合金製で、全てのエアフローにエアブレード型エアノズルを採用し、全体の風量を46%以上アップしています。(溶剤系インクに及び水性インク印刷兼用乾燥機);
縦方向及び横方向見当制御はサーボモータによって制御され、迅速な応答、より高速な位置決め、より安定した見当印刷及び見当印刷のロス削減を実現します。
インフィード及びアウトフィード機構には、アルミニウム合金製の1gの低慣性ニップローラを採用し、起動及び停止時の牽引エネルギーの無駄を削減します(1時間あたり2元を節約できます)。
各印刷ユニットにはワンタッチ式ドクターブレードホルダーが付いています(慣れたオペレータなら20秒でブレード交換が可能で、高効率です)。
各印刷ユニットは直圧式圧胴となっています。(材料ストック機能を備え、各圧胴を個別に昇降が可能で、全体的な印刷張力は変化せず、機械を停止することなく印刷を続行できます)。
スリーブタイプの圧胴は、ワンクリックでのローラ交換機能があり、交換効率が向上し、使いやすさが向上しています。使用中にフィルムを切断することなく、異なるサイズの圧胴交換が可能です。
ALTMA の高性能機D型印刷機には多くの優れた点があります。 印刷が難しい材料への印刷 +高速印刷など、複数のハイエンド機能を統合し、異なる高難易度の印刷制御を容易にします。
会期はまだ3 日間残っており、毎日複数回のデモ印刷が行われます。どなたでも現地で商談を行うことが可能です。
ALTMA代表:田大勇(右から2番目)
ALTMAブース:1F45 皆様のお越しを心よりお待ちしております。